バランスからだ自転車

2018年10月18日

バランスからだ自転車 試乗車紹介


新製陸舟奔車 2017


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「新製陸舟奔車」は、江戸時代に実在した、自転車の原型とも言える乗り物である。西洋で作られた、最初の自転車と認められている「ドライジーネ」よりも100年ほど前に制作され、しかもドライジーネにはまだ使用されていなかった、ペダルやクランクが使用されていた。その先進的な機構と形に感銘を受け、現代の材料を用いてリメイクしたのが、「新製陸舟奔車2017」である



 

Human-Framed Cycle 5th 2018


sy

右脚の後ろ側の筋肉を使って自走し、車体を傾けたり、ワイヤーを引っ張ることでカーブする。そして、鏡を見ながら後方に進む、という特殊な形の自転車。この作品は、普段使わない身体の使い方をし、日常的な身体感覚から離れる体験をするため制作された。この制作のため、作者は自らの身体を様々なパーツに乗せながら、徐々に構造を起こして行く、といった手法を用いた。



 

BellCycle(ベルサイクル) 2018


                          BellCycle(公式サイトより)

Labs Bell

昔のオーディナリー(だるま自転車)を連想させる前輪駆動の自転車で、前輪上部のサドルに腰掛ける独特の乗車スタイルを取る。オープンソースのモジュラー形式で、カーゴを付けたり、三輪車にしたり、自由に改造・発展することが可能。シンプルな印象を受けるが、驚くほど凝った構造は自転車の常識を打ち破っている。クラウドファンディグによって資金調達をして製造され、つい先日ニューヨークから届いたばかり。日本初公開。

https://www.bellcycles.com
 


 

さかさま自転車 2018


                             さかさま自転車

赤松正行+Shin・服部製作所

特別なメカニズムにより、ハンドルを回す方向と曲がる方向が逆になった「さかさまハンドル」の自転車。乗りこなすのは極めて難しいが、何日か練習を続けると乗れるようになる(らしい)。ただし、その頃には普通の自転車には乗れなくなる(はず)。同様の試みは従来からあるが、普通のハンドルにもなるのが珍しい。赤松正行の構想をもとに、気鋭のフレーム・ビルダーShin・服部製作所が考案し、製作した。

https://shin-customcycles.com



 

さかさまトライク 2018


赤松正行+XYZ Cargo

ハンドルもさかさまなら、ペダルもさかさまであるカーゴ・トライク。三輪であるため転倒することはないが、その乗車感覚は混乱するとともに愉快ですらある。これはコペンハーゲンより輸入した自転車で、国内初登場となった昨年の養老アート・ピクニックでは高い人気を博した。そのカーゴ・トライクのハンドルとペダルの機構を赤松正行が改造して逆回転化した。標準的なアルミのパイプで構成されているので、改造は容易であった。

http://www.xyzcargo.com



 

連結自転車 2018


赤松正行+syMINOURA

特別な連結バーによって自転車を連結し、乗り手が呼吸を合わせて乗りこなす自転車。今回はロンドン製の折り畳み小径車Bromptonを2台を用いるが、異なる種類の自転車を3台でも4台でも連結できる。赤松正行とsyが試作した機構を元に、サイクル・トレーナーなどで有名なMINOURA(株式会社 箕浦)が全面的に協力して、汎用性と安全性が高い連結バー・ユニットが完成した。非売品。

http://www.minoura.jp



 

Halfbike (ハーフバイク) 2018


Kolelinia

その名の通り、一般的な自転車の半分の大きさで、立ち漕ぎによって進む独特な形状の自転車。三輪車であるが安定性はなく、ペダルを漕ぐと倒れそうになる。一輪車やスケードボードの感覚に近く、本能を目覚めさせる乗り物とも呼ばれる。昨年の養老アート・ピクニックでも大人気であった。ブルガリアの自転車スタートアップがクラウドファンディグを成功させ、現在では全世界に向けて販売している。

https://halfbikes.com